ディフューザーでのウイルス対策とは? 効果的な精油・使い方
ディフューザーでのウイルス対策とは、免疫力をアップさせたり、強力な抗菌・抗ウイルス作用を持つアロマオイル(精油)を使用することで可能です。アロマディフューザーから漂ういい香りでリラックスできると同時に、ウイルス対策できるなんて、嬉しい限りですよね。
そこで今回は、アロマディフューザーを使用したウイルス対策についてご紹介していきたいと思います。
アロマディフューザーでウイルス対策できる理由
冒頭でふれたように、数多くあるアロマオイル(精油)の中には、強力な抗菌作用や抗ウイルス作用に加えて、免疫力アップ効果が期待できるものもあります。そういったアロマオイルをディフューザーで楽しむことで、ウイルス対策にもつながるというわけです。
アロマディフューザーによるウイルス対策は、病院やクリニックなどでも採用されているケースが多く、最近では新型コロナウイルスの予防として取り入れられることも多くあります。
ウイルス対策におすすめの精油
アロマディフューザーでのウイルス対策のポイントは、アロマオイル(精油)にあります。
ここでは、ディフューザーでのウイルス対策におすすめのアロマオイルをいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
ユーカリ・ラディアータ
ユーカリ・ラディアータとは、オーストラリアに広く自生している植物です。ユーカリ特有の香り成分である「シオネール」が含有量の6割~7割を占めており、強い作用がない反面、皮膚刺激も少ないため、アロマトリートメントやスキンケアグッズに使用されたり、小さなお子様でも使用することができます。
免疫力を高め、皮膚やのど、皮膚の炎症を鎮める作用があるユーカリ・ラディアータは、ディフューザーでのウイルス対策にももちろん効果的。抗ウイルス作用があるため、空気の消臭や清浄作用にも期待することができます。
ティートリー
すっきとした香りが特徴のティートリーは、オーストラリアが原産地の常緑植物です。ティートリーの葉から抽出した精油には、抗菌作用があるとされるα-テルピネン、1,8-シネオールが含まれており、ディフューザーでのウイルス対策にぴったりです。
ただし、ティートリーには日常的に使用されるものと、シネオールの含有量が多い刺激性のあるものがありますので、用途に合わせて成分の違いを確認しましょう。
タイム
タイムは、料理のスパイスとしても使用される、ポピュラーなアロマですよね。こちらも、ディフューザーでのウイルス対策に効果的です。
タイムには「チモール」という成分が含まれており、古代エジプトでミイラの防腐剤として使用されていたほどの強い殺菌作用と抗ウイルス作用があります。ディフューザーでのウイルス対策の他にも、ストレスや不安な気持ちを緩和したり、気持ちを前向きにしてくれる作用もあります。
ラヴィンサラ
ラヴィンサラは、マダガスカル語で「体にいい葉」という意味を持っています。香りは、ユーカリやローズマリーを柔らかく穏やかにしたイメージで、「シネオール」を主成分として多く含んでおることから、抗ウイルス作用や抗感染作用を持ちます。さらに、鼻炎や花粉症、気管支炎などによる咳などの症状を抑えたり、落ち込んだ気分をポジティブにする効果もある、まさに万能薬として知られているのです。
レモン
レモンをはじめとする柑橘系の香りは、男性・女性を問わず、子供から大人まで人気の高いさわやかな香りですよね。抗ウイルス作用のあるレモンの精油は、ウイルス対策ができると同時に、気分を明るく前向きにしてくれたり、集中力をアップさせてくれる効果もあることで知られています。
アロマディフューザーでウイルス対策する方法
ウイルス対策に効果的なアロマオイルをディフューザーで使用する場合、どのように使用したらいいのでしょうか?
アロマディフューザーの効果的な使用方法
「アロマディフューザー」と聞いて多くの方がイメージする「リードディフューザー」は、アロマオイルの入った入れ物にリードと呼ばれるスティックを挿して使用するアイテムです。
このリードディフューザーを置く場所はお家の中のどこでもOKですが、おすすめは玄関です。家族が出入りする玄関に置いて香らせるだけで、ウイルスが増えないよう働いてくれます。
ディフューザーとアロマ加湿器の違い
ウイルス対策に効果のあるアロマオイルを使用するには、ディフューザーではなくアロマ加湿器を使用するという選択肢もあります。しかし、アロマ加湿器は加湿をすることを目的としているアイテムですので、ディフューザーと比べるとアロマオイルをっ買う産させる機能は低くなります。そのため、アロマを主に楽しみたいという方には不向きかもしれませんし、夏場などは加湿をしませんので、年間を通してアロマでウイルス対策したいのであれば、ディフューザーをおすすめします。
ウイルス対策にはアロマスプレーも◎
ディフューザーでのウイルス対策も手軽で効果的ですが、外出先などではアロマスプレーを使用してウイルス対策するのもおすすめです。アロマスプレーとは、、文字通りアロマオイルをスプレー容器に入れて使用するもので、小さめの容器に入れて持ち歩けば、お出かけ中でも手軽にアロマでウイルス対策することができるのです。
アロマオイルをスプレーとして使用する際は、アロマオイルに精製水や消毒用エタノールを混ぜ、容器は遮光のガラス製のものがおすすめです。自分で手作りすることも可能で、使用する際はよく振ってからスプレーするのがコツです。また、手作りしたアロマスプレーは防腐剤などが使用されていなく長持ちしませんので、作ったら2~3週間を目安に使い切りましょう。
まとめ
今回は、ディフューザーを使用したウイルス対策におすすめのアロマオイル(精油)やその使用方法などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
天然成分のアロマオイルを使用したディフューザーなら、いい香りに癒されながらウイルス対策もできて一石二鳥ですよね。ぜひ、ディフューザーでのウイルス対策で風邪やウイルスを寄せ付けない空間をキープしましょう。