マイナスイオンとは?想像以上の健康効果を解説!

マイナスイオンとは、空気中に存在しているマイナスの電気を帯びた分子の集合体のことで、学術的には「負イオン」または「陰イオン」と呼ばれています。マイナスイオンブームからもわかるように、なんとなく健康に良いイメージがある方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、マイナスイオンによる様々な効果や、日常生活でマイナスイオンを取り入れるポイントなどについてご紹介していきたいと思います。

「マイナスイオン」と「プラスイオン」の違い

ご存知の通り、空気中には酸素や窒素、水素などの物質が混ざり合って存在していますが、それらはぞれぞれプラスに帯電した「プラスイオン」とマイナスに帯電した「マイナスイオン」という状態で空気中を漂っているのです。電気を帯びていると言っても、決して感電したりするものではなく、その大きさに関しては一般的な顕微鏡でも見ることができないほど小さな粒子なのです。
本来、マイナスイオンとプラスイオンのバランスは正常に保たれているべきなのですが、近年の工業化や都市化によって、空気中に存在しているイオンバランスが崩れてきていると言われています。

マイナスイオンの効果とは?

マイナスイオン

マイナスイオンには、病気や老化の原因だとされている活性酸素を除去することで、身体の酸化や炎症を取り除くことができるとされています。マイナスイオンの働きによって活性酸素を取り除くことで得られる効果は、次の通りです。

◆心身をリラックスさせる
マイナスイオンは、副交感神経の働きを浴してくれるため、心身をリラックスさせる効果があります。マイナスイオンが多いとされている森林では、その自然ならではの香りによって、ストレス改善の効果が実証されています。

◆疲労回復、血圧降下など
マイナスイオンは、リラックス効果というメンタル面への影響だけでなく、血液の浄化作用や免疫力のアップと言った効果も見られます。その結果、疲労回復や疲労防止、血圧降下などの健康面への効果も期待できるのです。

◆空気浄化効果
別名「空気のビタミン」とも称されるマイナスイオンには、タバコの煙や嫌なニオイの除去や、有害物質を除去する効果もあるとされています。

マイナスイオンよりもプラスイオンが増えると?

頭痛

私たちの身体に良い影響を与えてくれるマイナスイオンに対して、プラスイオンは全く逆の影響を及ぼします。具体的には、血管を縮ませて血圧を高くしたり、疲労の回復を遅らせるなど、身体にとって悪影響なことばかりです。もし、このプラスイオンだけが体内に増えると、頭痛やめまい、不眠、イライラなどの不快な症状が現れます。
近年、プラスイオンが増加している原因に様々な原因がありますが、その多くは排気ガスによるものです。その他にも、工場から排出される煙、汚染された河川や農薬、食品添加物も、プラスイオンが増加する原因だとされています。

マイナスイオンが多い場所は?

マイナスイオン

マイナスイオンが多い場所として代表的なのが、森林や滝と言った水の多い場所です。特に、水が激しくぶつかり合って水滴がより細かく砕ける滝や小川の近くでは、多くのマイナスイオンが発生します。その理由は、元素にエネルギー(水の流れ)が加わることで不安定な状態となってイオン化するからです。水が飛び散る際、大き目な水滴となる場合はプラスに帯電しますが、霧のような細かい水の粒子はマイナスに帯電し、その周りの空気もマイナスに帯電していくのです。
森林や滝の近くなどの自然が多い場所では、空気がおいしいと感じられますが、この時に得られる爽快感にはマイナスイオンも関係してるというわけです。

家庭でマイナスイオンを増やすポイント

マイナスイオン

マイナスイオンが身体に様々な良い影響を与えてくれることは確かですが、都会で暮らす人にとっては、マイナスイオンの多い環境に身を置くことは、なかなか難しいものですよね。わざわざ遠くの森林にまでいかなくても、マイナスイオンをご家庭で発生しやすくすることができます。
マイナスイオンを増やすには、まずはプラスイオンの発生をできるだけ減少されることが大切です。部屋の掃除や喚起をこまめにしたり、電気製品をまとめておかないようにするだけでも、プラスイオンを減らすことが可能です。さらに、部屋の中に観葉植物を置いたり、加湿器を置くと、マイナスイオンの発生をより促進することができます。

まとめ

今回は、マイナスイオンによる様々な効果や、日常生活でマイナスイオンを取り入れるポイントなどについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
工業化や都市化が進む前まではどこもマイナスイオンが多い環境でしたが、最近では都会を中心にプラスイオンの多い環境への変化してしまいました。ぜひ、休日などには心身のリフレッシュや健康のために、マイナスイオンの多い場所へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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